■2004年8月6日(金)13:14
[猛暑に涼風を]
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3歳の時だった
僕は,居間でテレビを見ていた筈だったのに・・・
気が付くと、布団の中だった。 (寝ちゃったから布団に入れられただけ)
目が覚めると、居間にお父さん、お母さん、兄さん、多分弟も居るだろうというのが分かった。
僕は、お母さんを何度も呼んだけど、気付いて貰えなかった。 今度は兄さんを呼んだけど、やっぱり気付いて貰えない。 この時、お父さんは、怒ると思ったので呼ばなかった。
誰にも気付いて貰えないので、3歳児の僕は、嘘泣きして誰か来るのを待った。 でも誰も来てくれなかった。
本当に悲しくなって、本当に泣いた。
すると、何故か泣いてる自分が見えた。 「泣いてる」って思った。
泣いてる自分を見ながら 「何で泣いてるんだろう」 「泣き止まなきゃ」と思った。
でも自分の体は、どんどん上に昇っていく。
蛍光灯の傘の所まで来た所で 「帰れなくなるなー」と思った。
でも、このまま行ったらどこに行くのか興味があった。
その時、襖が開いてお母さんが入って来た。 「何泣いてんの?」
僕は、「あー帰って泣き止まなきゃ」と思って、急いで自分の体に戻って泣き止んだ。
その後またすぐ寝た。 | | |