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SG杯スレッド
6  新日へのダメ出し  2006/05/20(Sat) 23:51
観客動員数の回復

興行会社の収入基盤である、観客動員数は低迷し続けている。2006年3月、両国国技館において、現在の切り札ともいえるレスナー vs 曙戦を行ったが、観客数は主催者発表で7500人(プロレスは実数から数割水増して発表するのが通例)という結果であった。レスナーは新日本の掲げる「グローバル戦略」の中核に据えられているが、日本国内では動員に結びついていない。
コスト削減のため、使用会場の変更が求められるが、スポンサー離れを引き起こす可能性がある(詳細は後述)。草間前社長は地方巡業を行っても、粗利が低い問題点を指摘している。
来場者数減少に伴い、会場が盛り上がらないことから、業務提携を行っている横浜・F・マリノスのサポーターを招き、異なる応援方法を試みた。しかし、単なるサクラとしても効果が見込めなかったため、廃止された。

7  収入源の偏重化  2006/05/20(Sat) 23:51
観客動員数が奮わないこともあり、必然的に事業収入の中核は広告などのスポンサー収入となる。空席が多く出るにも関わらず、大会場で興行を行うのはスポンサー引留のためであると、草間前社長は述べている。また、スポンサーへの働きかけはより強化される方向にある。サイモン猪木社長は会場内で、広告スペースを設置することを発表した。このスポンサー収入とユークスからの支援無しでは経営が成り立たない現状がある。また逆に考えれば、興行を打っても黒字に出来ないということでもある。
8  試合内容   2006/05/20(Sat) 23:52
前述のレスナーvs曙戦は、サイモン猪木社長は「21世紀のハルク・ホーガンvsアンドレ・ザ・ジャイアント」と絶賛し、長州や藤波らも称えた。しかしマスコミやファンには、新日本の歴史の中で最高の外国人対決と呼ばれたいくつかの試合を越えるという声はなかった。レスナーvs曙戦に対する、マスコミやファンからの評価は新日本プロレスの自己評価とは比べるべくもなく低く、自社の評価と顧客満足度の乖離が見られる。

9  分析能力の脆弱性  2006/05/20(Sat) 23:53
事業不振について経営陣・親新日本マスコミは「(K-1やPRIDEなどが台頭してきたことにより、)プロレス界が低迷している」と主張している。しかし、ノアやドラゴンゲートなど、業界が低迷しているとしても、安定した観客動員数を持つ団体も存在する。不振の理由を内部に見つけられずにいる姿勢は、前述の試合内容と同様に自己分析能力が著しく欠けていると考えられる。
2006年3月末、シンプルな競技性に特化した「LOCK UP」と、エンターテインメント性を強調した「WRESTLE LAND」の2つの新規ブランド興行を行うことを発表した。客層・マーケットの拡大としているが、本興行の事業収入が縮減しているため、単にレスラーの稼働率を上げるのみに過ぎない恐れもあり、今後の展開が注目される。


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