■2004年02月24日(火)12:55
[そういう時もあるさ]
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「もうダメだ勉強分からない」と何度かこぼした事が有る。
その人は、僕を北千住駅に呼び出し「荒川」を見ようと僕を連れ出した。 その人の歩くスピードは、まるで動く歩道の上に乗って歩いているような速さだった。 荒川の土手は風まで荒れている。 吹きすさぶ風の中でもその人の歩くスピードは、まったく衰える事が無かった。 (これがその人の生き方なのか) しばらく歩いた後、その人は秋田に帰って行った。
別の日、また北千住駅に呼び出された。 その時も勉強が辛いとこぼした。 少しの間を置いて、その人は 「勉強は今しか出来ないんだよ。幸せなんだよ齊藤さん」と言った。 どんな勉強をしているのかと訊くので教科書を見せると 「キレイな教科書だ、これじゃダメだよ齊藤さん」と言った。 その後、その人は携帯で友達らしい人と暗号のような言葉を交わし合い電話が終わると 「友達が西川口で待っている。齊藤さんもどうか?」と訊ねるので 「大変残念ですが」とお断りした。 僕がいつも断るので、そのひとは「またか?」という顔をして 「まだまだだな」というニュアンスの素振りを見せて北へと向かって行った。 「西川口へはどうやって行けば良いのか?」という言葉を残して。
【※】 僕はその人の言葉にとても感謝している。 (西川口へどう行けば良いのかという言葉にではない)
僕は基本的に頭が悪いのだ。 大検は取ったけど卒業するまで中卒だし
全く・・・ 道(人生)間違う事が多くって やり直さないとダメって訳だ。
僕は自分の事を、人生に負けてるダメな奴だと思っている。 だからやり続けたいと思う。 きっと最後には勝てると思っている。
成功を夢見よう。 笑い飛ばしてくれれば良い。 | | |